工業系のイタリア製伸長式テーブルで、仕事も暮らしも出来る男のLD空間

最近は、マンションなど仕切りの少ない間取りが増えたこともあり、書斎やワーキングデスクを持たず、LDスペースに置いたダイニングテーブルで食事も仕事もこなすスタイルが増えています。
そこで今回は、仕事の出来る男のLDスペースをイメージして、イタリア製の伸長式ダイニングテーブル=ALTACOM(アルタコム)社のSTORM(ストーム)=を選んでみました。
元は多機能テーブルの機能部品を製造していたメーカーだけに、機能性はもちろん、スタイリッシュな中にも無骨な工業系の雰囲気もあり、LD空間を男前に演出してくれます。
PC2台置きも余裕。
生活の用途に応じてフレシキブルに対応するイタリア製伸長式ダイニングテーブル
〜ALTACOM(アルタコム)のSTORM(ストーム) extension table
イタリアのALTACOM(アルタコム)社は、スチール製品や金属加工を得意とするテーブルメーカーです。
元は昇降や伸長機能家具などの多機能テーブルの脚や機能部品を製造していましたが、独自のブランドを立ち上げ、2015年にはミラノサローネに出展。翌2016年にミラノサローネに出かけた際、出展ブースに多くの人が集まる光景を目にして、これからますます人気が高まるブランドだと実感しました。

そこで住賓館では、まだ日本では入手困難のALTACOM(アルタコム)社のさまざまな多機能テーブルをいち早く取り寄せました。
工業技術メーカーが立ち上げたブランドだけに、昇降や拡張、伸長などの機能部品の技術力は確かなもの。その機能性とイタリアならではのデザインセンスが融合したテーブルは、シンプルでスタイリッシュ。無骨な佇まいには、男前の雰囲気が漂います。
今回ご紹介するSTORM(ストーム)もメラミン素材のナチュラルな天板とスチール脚を組み合わせた男前な伸長式ダイニングテーブル。
通常はワイド1200mmのコンパクトサイズなので、お部屋を広く使いながら2人座りでゆったりとくつろげます。

伸長するとワイド1800mmになり、しかも脚が細いため脚間を広く取れ、横並びで3脚ずつ椅子を置くことができます。
さらに両サイドも使うと8人まで座れるので、来客時や仲間と集うときにも便利です。
また、ワーキングスクとして使うときには、パソコンの2台使いも余裕で、1台のテーブルで食事と仕事のエリア分けをして使いこなすこともできます。
伸長操作はとても簡単です。
1.まず天板下の脚フレームを引き出します。
2.出てきた伸長天板を、ベースの天板と脚のフレームに接触しないように少しずらします。
3.伸長天板を2枚重ねたまま持ち上げます。
4.重なった伸長天板を天板をゆっくりと開きます。
5.最後に脚フレームを押し込んで収めたら伸長完了です。コンパクトにする時は、逆の動作をすれば戻ります。
スチール脚なので通常サイズはもちろん、伸長しても天板のグラつきがありません。
伸長した天板と元の天板との誤差がありません。
多機能テーブルを得意とするメーカーの高い技術力とこだわりがココにも現れています。
天板はメラミン素材を採用。
ウッディに見えながらもメラミン天板なので熱や水に強く、反りや狂いもなく安定して使用できます。
汚れも水拭きでサッと落とすことができ、お手入れもラク。
毎日使うテーブルには重要なポイントです。
小口の仕上げも丁寧。
歪みもなくスッキリしているので、よりスタイリッシュに見えます。
テーブル高は750mmで、一般的な日本製のダイニングテーブルよりも高め。
脚間も広いので、180cmの男性が足を組んでもゆったりとくつろげます。

ALTACOM(アルタコム)は、素材のバリエーションも豊富です。
天板の素材は今回採用したメラミン以外にガラス・ラッカー塗装・オープンポアラッカー塗装・モルタル風仕上げ・オークスティン塗装・オーク無垢材・セラミックから選ぶことができ、脚のメタルカラーも11種類。
お部屋や好みに合わせてコーディネートできます
冨士ファニチア:Tapio ハイブリッドアームチェア
STORM(ストーム)をワーキングデスクとして使用するときにおすすめのコーディネートがこちら。冨士ファニチアのデスクチェア・Tapio(タピオ)を組み合わせてみました。
落ち着きのある大人の空間で、仕事の効率もアップしそうです。
Tapio(タピオ)は、「軽量で丈夫」をカタチにする冨士ファニチアの成型合板技術を活かした家具シリーズで、デスクチェアでは、肘部分にウォールナットの成型合板が使われています。肘の美しい曲線ラインは、この椅子のデザイン性も高めています。
脚は肘と同じ木部仕様。スチール部分が見えないので質感が高く、フローリングに置いてもしっとりとした落ち着きがあります。
美しい曲線ラインを描く成型合板の肘部分は、適度なしなりが心地よく、細い造りながらもゆったりと肘を乗せられます。
また、チョイ肘タイプなので出入りもしやすく、横座りもできるので長時間座っていてもいろんなポジションがとれて疲れません。
背と座はブラックカラーの本革張り。背の曲面の当たりも優しく、腰はウレタン仕様で隙間なく座れるのでホールド感があり、安定したポジションがとれます。
座面はスマートに見えますが、しっかりしたウレタン入りで腰に負担がかからず、長時間快適に過ごせます。
座面高は、405mm〜525mmで好きな高さに調節できます。
STORM(ストーム)の天板高は750mmなので、肘部分もテーブルの下に入り、足もラクに組めます。
Frag:LATINA side chair
こちらはご夫婦や友人と食事や会話を楽しむダイニングテーブル使いをイメージして組み合わせたコーディネート。
テーブルと同じイタリアの革張りチェアのトップブランド・Frag(フラッグ)社のLATINA side chair(ラティーナ サイドチェア)を合わせました。
品質の良い革素材をふんだんに使って作られる質感の高いLATINA side chair(ラティーナ サイドチェア)。背と座は一枚革を使用。熟練の職人による確かな縫製技術によって仕上げられた椅子は、無駄のないシンプルデザインなだけに、その技術力の高さが際立ちます。
この椅子の特長は、背中がしなる構造。座ったときに背を快適に受け止め、ダイニングチェアでありながら、リビングでのくつろぎ感を味わえます。
通常の座面高は460mmですが、この高さは日本人にはやや高めなので、オーダーすれば脚のカットにも応じてもらえます。
今回は女性が裸足で足の裏が床に着く高さを考えて、20mmカットして座面高440mmに。これなら食後もゆったりと過ごせます。
【Select Point】
仕事の出来る男のLDスペースをイメージして選んだALTACOM(アルタコム)のSTORM (ストーム)extension table。
仕事の必需品であるパソコン操作が快適にできるスペースとくつろぐときに足が組める高さがあり、ダイニングテーブルとしても使えるけれどアットホームになり過ぎないテーブルがポイントでした。
組み合わせたデスクチェアやダイニングチェアもシンプルでスタイリッシュな椅子。そしてどちらも圧倒的な質の良さを兼ね備えています。出来る男には「本物」が似合います。
さらに、テーブルも椅子もすべて素材やカラーのバリエーションが豊富なこともポイントでした。自分好みのインテリアをコーディネートできます。
【コーディネートに使用したアイテム】
メーカー ALTACOM(アルタコム)
商品名  STORM extension table
               (ストーム エクステンションテーブル)
サイズ  W1200/1800×D800×H750(mm)
販売価格 105,000円(税別)

メーカー 冨士ファニチア
商品名  Tapio(タピオ) ハイブリッドアームチェア
サイズ  W640×D605×H785〜905
               ・SH405〜525・AH615〜735(mm)
販売価格 90,000円(税別)

メーカー Frag(フラッグ)
商品名  LATINA side chair(ラティーナ サイドチェア)
サイズ  W460×D560×H820・SH440(mm)
販売価格 115,000円(税別)


※上記の価格は時期によって変動しますので、必ずご確認ください。
◆Recommend
一人暮らしの男性におすすめしたい伸長式ダイニングテーブルと椅子のセット。ガッツリ仕事をしたい時も友人を招いて食事をする時も便利に使えます。カッコいいPCデスクを探している人にもおすすめです。
また、用途に合わせてフレシキブルに対応する伸長式テーブルは、間取りの変化にも対応できるので、引っ越しの多い人にもピッタリ。
さらに最初は一人で、次にカップルで、子どもが生まれて家族で・・・、そんなライフスタイルの変化に応じられるのも伸長式テーブルです。
■今回ご紹介した製品をYouTubeでご覧いただけます。
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