ダイニングチェア 売れ筋7種座り比べ【肘にこだわる】
飛騨産業:CRESCENT(クレセント)アームチェアSG261A
日進木工:WHITE WOOD(ホワイトウッド)チェアWOC-165/チェアWOC-132・NATURAL BROWN(ナチュラルブラウン)アームチェアNBC-539R・ geppo(ゲッポ)シードチェアNFC-780
柏木工:BOSS(ボス)ダイニングチェアEDC52W
松創:MEETEE(ミーティー)SALLYチェア
ダイニングチェア 売れ筋7種座り比べ
【1】アームの握り具合や立ち上がりをチェック!
ダイニングチェア 売れ筋7種座り比べ
【1】アームの握り具合や立ち上がりをチェック!
毎日の生活の中で必ず使うダイニングチェア。食事の時はもちろん、最近は食後もダイニングでくつろぐスタイルが増え、丈夫さだけでなくいかにリラックスできるかも重要視されています。
そこで住賓館で人気のダイニングチェア7種を集めて、アームの形状や背と座面の当たりを見ながら立ち上がり動作や座り心地などについて座り比べをしてみました。
その様子を今回から2回シリーズでご紹介します。
1回目はアームにスポットを当てた座り比べです。
肘を乗せたり握ったりしながらその快適度や立ち上がり動作をチェックしました。
■Select 1 飛騨産業:CRESCENT(クレセント)アームチェアSG261A
飛騨産業:CRESCENT(クレセント)アームチェアSG261A
飛騨産業のCRESCENT(クレセント)シリーズのSG261Aは、天然木の温かみをそのまま感じられる板座タイプで、曲げ木の背板から続くアームやエレガントな脚のフォルムが魅力的なイスです。
住賓館では20年以上接客用のイスとして使用していますが、年を重ねるほどにツヤが出て、色合いも深まり、味のあるイスに育っています。
その丈夫さと天然木ならではの味わいの変化を実感し、長く使っていただけるイスとして自信を持ってご紹介している一脚です。
飛騨産業:CRESCENT(クレセント)アームチェアSG261A
【アーム】
曲げ木の背板にフィンガージョイントで接合したアームは、滑らかな曲面仕上げのやさしい手触りです。
アーム先端は下向きに少し傾斜した丸みのあるフォルムでつかみやすく、先端を手のひらで包み込むと心地良い安心感があります。
一般的なダイニングテーブルの高さは700mmですが、このイスのアーム高は645mmなので、アームがあってもテーブルに収まり、場所を取りません。
飛騨産業:CRESCENT(クレセント)アームチェアSG261A
【立ち上がり動作】
アームの先端はつかみやすく、握力のない人でも持ちやすいので立ち上がり動作がラクにできます。
また、アームをつかんで立ち上がってもイスの脚が外に向かって広がる造りになっているので安定感があり、グラつくことなく安心して立ち上がれます。
■Select 2 日進木工:NATURAL BROWN(ナチュラルブラウン)アームチェアNBC-539R
日進木工:NATURAL BROWN(ナチュラルブラウン)アームチェアNBC-539R
日進木工のダイニングチェアと言えば、毎日使うために欠かせない「軽さ」と「丈夫さ」を両立させたデザイン性の高いイスとして人気がありますが、このNatural Brown(ナチュラルブラウン)シリーズのNBC-539Rも重さ4800グラムの軽量タイプ。
同シリーズのダイニングチェアNBC-509Rのデザインを継承しながら背を貫仕様にして床ずりをなくして軽量化を図り、座面のカバーリングにも対応できるように進化させたアームチェアです。
日進木工:NATURAL BROWN(ナチュラルブラウン)アームチェアNBC-539R
【アーム】
見た目には細く華奢なアームですが、肘を乗せる部分は腕のラインに沿うように緩やかなカーブを描き、削りこんで少しくぼんだその形は、腕にしっくりとフィットするためサイズの割にはしっかりと腕をのせることができます。
そして先端に向かって細くなっているので上からも横からも握りやすく、すべての面小口が滑らかに仕上げられているので手に優しく馴染み、安定したポジションで過ごせます。
日進木工:NATURAL BROWN(ナチュラルブラウン)アームチェアNBC-539R
【立ち上がり動作】
アームの先端は先細りになったデザインなので、親指は内側から、他の指は外側からそえてしっかりとつかむことができます。
そのため立ち上がる時も無理なく自然と力を入れて立ち上がることができます。
■Select 3 日進木工:WHITE WOOD(ホワイトウッド)チェアWOC-165
日進木工:WHITE WOOD(ホワイトウッド)チェアWOC-165
日進木工のWHITE WOOD(ホワイトウッド)シリーズのイスは、ナラ材とブラックウォールナット材のコンビネーションによる斬新で繊細なデザインも人気がありますが、肘先端まですべてナラ仕様のイスもシンプルな表情を好む方にはとても人気があります。
WHITE WOOD(ホワイトウッド)の特長である木の実をモチーフとしたセミアームのチョイ肘もちょっと大きめの安心サイズ。座面高は440mmとダイニングテーブルに合わせやすく、ワイド幅は640mmとゆったりしているので長時間快適に過ごせます。
日進木工:WHITE WOOD(ホワイトウッド)チェアWOC-165
【アーム】
木の実を想わせる丸みをおびたフォルムが見た目にも安心感を与えるアームは、出入りの邪魔にならないセミアームのチョイ肘タイプ。
チョイ肘でも肘がしっかり乗る大きめなのでラクな姿勢が取れます。お尻を前にずらした姿勢になるとより腕が乗せやすく、リラックスできます。
日進木工:WHITE WOOD(ホワイトウッド)チェアWOC-165
【立ち上がり動作】
チョイ肘部分を上から押すように力を入れて立つと立ち上がりやすく、5600グラムの軽量でチョイ肘サイズなので出入りもラクにできます。
■Select 4 柏木工:BOSS(ボス)ダイニングチェアEDC52W
柏木工:BOSS(ボス)ダイニングチェアEDC52W
柏木工のBOSS(ボス)ダイニングチェアEDC52Wが、ゆったりとした心地よさと寛ぎを感じさせるのは、ワイドな座面と控えめなアームのため。ワイド幅654mm、座面高430mmなのでリラックスした姿勢がとれます。
木部はウォールナット材以外にオーク材が選べ、カラーは7種類。ファブリックも50種類以上から選ぶことができ、本革仕様にも対応しているのでお部屋に合わせて自分好みの一脚にできます。
この選択肢の多さも魅力の一つです。
柏木工:BOSS(ボス)ダイニングチェアEDC52W
【アーム】
寛ぎを重視して作られているイスだけに、お尻を前にずらしたリラックス姿勢の時に一番楽に腕を乗せられます。
またチョイ肘で座面の幅と奥行があるので、片肘姿勢になったり、横座りをしたり、その時々で自分のベストポジションで寛げます。
柏木工:BOSS(ボス)ダイニングチェアEDC52W
【立ち上がり動作】
アーム高630mmでテーブルに収まるため、テーブルに手をついて立ち上がることができます。
アームを使って立ち上がる場合は、深く腰掛けてアーム部分を手で垂直の押すようにして立つとラクに立ち上がることができます。
■Select 5 日進木工:WHITE WOOD(ホワイトウッド)チェアWOC-132
日進木工:WHITE WOOD(ホワイトウッド)チェアWOC-132
日進木工の人気チェア、WHITE WOOD(ホワイトウッド)WOC-131のオールナラ材タイプが、このWOC-132です。
木の実をモチーフにしたセミアームのチョイ肘デザインはそのままに、背もたれの幅を広くしたことで背当たりもより快適になっています。
重さはわずか3500gで、背の部分に重さ比重を置いているので出し入れや移動もラクにでき、テーブル天板にチョイ肘を引っ掛けることができるので掃除もラクにできます。
日進木工:WHITE WOOD(ホワイトウッド)チェアWOC-132
【アーム】
美しいカーブを描き、丸みあるセミアームのチョイ肘は、座るときや立つ時にも邪魔になりません。
また、座面高430mm、アーム高685mmで座面とアームの間は255mmとなり、これは肘を乗せるには“ちょうどいい”高さ。
自分の肘の高さよりもちょっと高めになるため深く座っても浅く座っても自然に肘を乗せることができ、コンパクトなアームながら長時間座っていても疲れません。
日進木工:WHITE WOOD(ホワイトウッド)チェアWOC-132
【立ち上がり動作】
わずか3500gの軽量タイプなのでラクに動かすことができ、立ち上がり動作もスムーズにできます。
■Select 6 日進木工:geppo(ゲッポ)シードチェアNFC-780
日進木工:geppo(ゲッポ)シードチェアNFC-780
日進木工のgeppo(ゲッポ)シードチェアNFC-780は、日進木工が得意とする「軽量」「北欧スタイル」のダイニングチェア。飽きのこないシンプルなデザインは北欧スタイルのお部屋にしっくりと馴染みます。
重さはわずか5200gで、ワイド幅540mmのコンパクトサイズですが、座板裏のネジをはずして座板を後ろに17mmずらして奥行きを変えることができるので、男性でも快適に座ることができます。
日進木工:geppo(ゲッポ)シードチェアNFC-780
【アーム】
一目ではアームなしに見えるほど細くてスマートなチョイ肘タイプのアームですが、座面からアームまでの高さが230mmあるので肘が自然に乗り、長時間楽な姿勢で過ごせます。
またアームが短く、足回りを邪魔しないので、横座りで片肘スタイルがラクにできます。
日進木工:geppo(ゲッポ)シードチェアNFC-780
【立ち上がり動作】
アーム高が655mmでテーブルに収まるサイズなので、立つ時はテーブル天板に手をかけてラクに安全に立ち上がることができます。
■Select 7 松創:MEETEE(ミーティー)Sally(サリー)チェア
松創:MEETEE(ミーティー)Sally(サリー)チェア
広島県府中の「松創」と「高橋工芸」の2つの家具メーカーが海外進出に向けて立ち上げた共同ブランドMEETEE(ミーティー)のSally(サリー)チェアは、日本の伝統技が作り上げた話題の一脚。
最小限の部材で大きな強度を生む木組みや削り出しの技術を生かし、見た目は可憐ながらもしなやかな強さを持つイスは、北欧スタイルの空間にも合います。
松創:MEETEE(ミーティー)Sally(サリー)チェア
【アーム】
アームなしタイプのイスですが、背にもたれると成形合板ならではの強度としなりによって体が心地よくフィットするため、肘を置かなくても長時間快適に座り続けられます。
松創:MEETEE(ミーティー)Sally(サリー)チェア
【立ち上がり動作】
アームがないのでテーブルに収まり、立つ時はテーブル天板に手をかけてラクに安全に立ち上がることができます。
イスを利用して立ち上がる場合は、座面の板座の先端に力を入れて立つとラクに動けます。
【Select Point】
アームチェアを選ぶ場合は、肘を乗せるだけでなく、握り具合をチェックすることも大切です。つかみやすさや握り具合によって、座っている時に安心できたり、立ち上がりがラクにできるなど、乗せただけではわからないこともあります。握り具合をチェックするときには、上から、横からと、多方向から確認してください。
また、肘を乗せる場合は、イスに座って無意識のうちにアームに自然と肘が乗り、しばらく座っていてもどこにも負担がかからず、楽でいられる高さが自分にとってベストな高さです。
いずれもチェックする場合は、いろんなイスにじっくりと座って確認してください。
ダイニングチェア 売れ筋7種座り比べ【肘にこだわる】
飛騨産業:CRESCENT(クレセント)アームチェアSG261A
日進木工:WHITE WOOD(ホワイトウッド)チェアWOC-165/チェアWOC-132・NATURAL BROWN(ナチュラルブラウン)アームチェアNBC-539R・ geppo(ゲッポ)シードチェアNFC-780
柏木工:BOSS(ボス)ダイニングチェアEDC52W
松創:MEETEE(ミーティー)SALLYチェア
【コーディネートに使用したアイテム】
メーカー 飛騨産業
商品名  CRESCENT(クレセント)
                 アームチェアSG261A
サイズ  W620×D505×H710・SH395・AH645(mm)
販売価格 ナラ材 60,000円(税別)

メーカー 日進木工
商品名  NATURAL BROWN(ナチュラルブラウン)
                 アームチェアNBC-539R
サイズ  W595×D580×H800・SH420・AH630(mm)4.8kg
販売価格 66,500円(税別)

メーカー 日進木工
商品名  WHITE WOOD(ホワイトウッド)
                 チェアWOC-165
サイズ  W640×D555×H750・SH440・AH640(mm)5.6kg
販売価格 肘ナラタイプ 75,000円(税別)

メーカー 柏木工
商品名  BOSS(ボス)
                 ダイニングチェアEDC52W
サイズ  W654×D592×H766・SH430・AH630(mm)
販売価格 ウォールナット材 82,000円(税別)

メーカー 日進木工
商品名  WHITE WOOD(ホワイトウッド)
                 チェアWOC-132
サイズ  W575×D500×H730・SH430・AH685(mm)3.5kg
販売価格 49,000円(税別)

メーカー 日進木工
商品名  geppo(ゲッポ)
                 シードチェアNFC-780
サイズ  W540×D535×H695・SH420・AH655(mm)5.2kg
販売価格 ナラ材 39,000円(税別)

メーカー 松創
商品名  MEETEE(ミーティー)
                 Sally(サリー)チェア
サイズ  W550×D480×H740・SH450(mm)
販売価格 ナチュラル(ハードメープル)48,600円(税別))

※上記の価格は時期によって変動しますので、必ずご確認ください。
◆Recommend
自分にピッタリのイス選びのポイントは、とにかくたくさんのイスに座ってみることです。
特にアームの形状や高さ、大きさは、見ただけではその心地よさはわかりづらいもの。
個々の身長や体格によっても心地よさが違うので、必ず座ってみることをおすすめします。
住賓館では、お客様が気になるイスには必ず座って確認してもらうとともに、座り比べもご提案しています。
納得できるまで、何脚でもご確認いただけます。ご来店の際は、どうぞお気軽に声をおかけください。
■今回ご紹介した製品をYouTubeでご覧いただけます。
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