Top >> 家具ログindex >> 第67回 イタリア家具紀行（その3）インテリアの本場・イタリアで家具メーカー巡り。〜SELVA（セルバ）・formenti（フォルメンティ）編〜 | 住賓館(じゅうひんかん)家具ログ
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| イタリア家具紀行も3回目を迎え、今回は、3日目に本社と工場を見学したSELVA（セルバ）と4日目の最終日に訪れたformenti（フォルメンティ）をご紹介します。 |
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| まるで映画のセットのようなSELVA（セルバ）社のショールーム。 |
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| イタリア家具紀行3日目の朝8:00に訪れたのは、高い品質と伝統技術で本物志向のクラシック家具を作り上げるSELVA（セルバ）社。 40フィートコンテナが毎日9個も出荷されている大手メーカーです。 前日、SELVA（セルバ）の社長と夕食を共にするために本社を訪れたときには、営業時間後で照明も落とされていたので中の様子はわかりませんでしたが、改めて案内されたショールームは素晴らしいものでした。 |
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| ヨーロピアンクラシック調の家具が、シーンごとにコーディネートして展示され、その様子はまるで映画の撮影セットのようでした。 また、SELVA（セルバ）の家具は、日本でも神戸のホテルなどが導入しているように、世界のホテルで採用されています。 そのためにホテル向けのモデルルームもあり、上質な家具とともにその演出法も大変参考になりました。 |
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| SELVA（セルバ）の家具は、一つ一つ手作りされています。 細部にまでこだわった伝統技術は、離れていても本物のオーラを感じますが、近づけばなおさらその完成度の高さに感動します。 特にこうしたアンティーク仕上げが施された家具は、ため息が出るほど見事でした。 今回イタリア滞在中に訪問したメーカーについては、それぞれカタログをいただきましたが、その中でもSELVA（セルバ）社のカタログはショールーム同様、かなり充実したものでした。 シーン展開から板見本までパッケージングされ、商品の見せ方や演出、パッケージデザインまでもがイタリアならではのセンスを感じさせます。 ショールームの商品展示としても参考になるカタログでした。 |
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| 心に残るレストラン・IL FARO（イルフォーレ） |
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| SELVA（セルバ）社ショールームの訪問を終え、車で約3時間かけて同社工場を見学した後、最後の宿泊ホテルのあるミラノへ。 ホテルに到着したのは夜の19:00でした。 その後、イタリア最後の夜の食事へ。 訪れたシーフードレストラン・IL FARO（イルフォーレ）は、この旅で一番美味しい食事が味わえ、特に手長エビ（生）は絶品でした。 その美味しさに食事もスパークリングワインも進み、満足で店を後にしました。 ところがタクシーでホテルに向かう途中、なんとバッグを忘れてきたことに気付いたのです。 慌ててレストランへと引き返そうとしたその時、タクシーに電話が。それはレストランからで、忘れ物を大切に預かっていますとのこと。 忘れ物に気付いたレストランのスタッフが、わざわざ私が乗ったタクシーを調べて電話をかけてくれたのです。 レストランンに着くと店主が店の外でバッグを持って待っていてくれました。 異国でのこのサービスと対応は、これからもずっと心に残る思い出となります。 これからミラノを訪れたら、必ず立ち寄りたいレストランとなりました。 |
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| プライドとこだわりを貫く革張りソファメーカー・formenti（フォルメンティ） |
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| イタリア滞在4日目。 昨夜のレストランでのあたたかな出来事に気分も良くしながら、最後の訪問地・formenti（フォルメンティ）へ向かいました。 革張り高級ソファメーカーのformenti（フォルメンティ）は、コモ湖近くにあるジュッサーノの高級家具産地にあります。 ここでも社長が息子さんと共にショールームや工場を案内してくださいました。 |
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| 時にはソファの底を持ちあげて、スプリングクッションの構造を見せて細かに説明。 formenti（フォルメンティ）は、最高級の厚革アニリン仕上げのソファで有名ですが、耐久性と座り心地を追求した構造にも自信を持って製造していることがうかがわれます。 |
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| formenti（フォルメンティ）のソファも熟練の技を持つ職人による手作業で製作されています。 例えばソファ表面の立体的でボリュームのあるクッションも、職人が小さなパーツを一つ一つ手仕事でつなぎ合わせることで作り上げています。 |
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| formenti（フォルメンティ）の特長の一つ、革ひもによる繊細なステッチも手作業です。 頑ななまでにすべての工程において、手作業にこだわっていました。 |
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| もちろん素材へのこだわりも徹底しています。 使用する牛革は長期間徹底保管されたもので、工場内では厳重に金庫の中で保管されていました。 こちらはショールームに展示されていたONDA（オンダ）のソファ。 formenti（フォルメンティ）の中でも個人的に好きなソファです。 ONDA（オンダ）の魅力は、ローバックであり、しかもセパレートタイプだということ。 これだけの厚革であれば普通は一体型に作り上げます。 厚革の贅沢な素材感を楽しみながらもゆったりと快適に過ごせる座り心地は、このソファならではです。 |
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| 今回の訪問では、住賓館では、今後もこのONDA（オンダ）を積極的に扱いたいと提案してきました。 |
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| 充実の4日間を終えて帰路へ。 |
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| formenti（フォルメンティ）で、2時間ほどたっぷりと見学した後、ランチで訪れたのは昨夜のシーフードレストラン・IL FARO（イルフォーレ）。 美味しい料理とあたたかなもてなしで旅の最後を締めくくりました。 |
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| 帰りはミラノ空港から帰国の途に。パリのシャルルドゴール空港を経由し、トータル約13時間半のフライトで成田へ。 夜の到着だったために羽田のホテルで1泊して翌朝の飛行機で高松に戻ってきました。 ちなみに、帰国後初の食事は、羽田のJAL CITYホテル前の店で煮干しベースの中華そばを食べました。 イタリア滞在4日間で訪れたメーカーは全部で7社。 レンタカーで1日平均300キロ以上走りるというスケジュールでしたが、今回ほど充実した旅はありませんでした。 日本では見ることのできない商材を目にでき、最新情報も含めた多くの情報を収集して見聞を広めることができました。 何よりも各メーカーのトップとコミュニケーションを取ることができたのは大収穫です。 今後、住賓館でイタリア家具を展開する上で、大きく役立つと思います。 そして、今回のイタリア訪問全体を通じて言えることは、訪れたメーカーにしろ、レストランにしろ、「もう一度行きたい」と感じたことです。 すべてが魅力的でした。 住賓館でも、お客さまに「もう一度行きたくなる店」と思っていただけるよう、今回の旅での収穫を、今後の店づくりにしっかりと役立てていこうと思います。 |
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| 魅力ある店づくりのために。飛騨高山の家具、期間限定セールを開催！ 〜飛騨産業・シラカワ・柏木工・イバタインテリア〜 |
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| イタリア訪問で魅力ある店づくりへの思いを強くした住賓館では、今年も様々なイベントやセールを企画、開催していきます。 現在は、今年最初の住賓館オリジナル企画として、人気の飛騨高山の家具を特別価格でご提供する次の2つの期間限定セールを開催中です。 ●住賓館ブログ >> 【柏木工・イバタインテリア 期間限定セール 2012】 >> 【飛騨産業・シラカワ 期間限定セール 2012】 毎年、飛騨高山の家具メーカーでは展示会を開催し、新作を発表しています。 今年は上記の柏木工・イバタインテリアと飛騨産業・シラカワの展示会が2月中旬に行われるのを受けて、店内の展示商品の入れ替えを予定しています。 そこで、現在店内展示している「柏木工」「イバタインテリア」「飛騨産業」「シラカワ」の家具を特別価格でご提供いたします。 さらに、オーダー商品に関しても2012年2月15日までのご注文であれば、こちらも特別価格でご提供します。 ただし、オーダー商品に関しては納期に少し余裕をいただきます。詳しくはお問い合わせください。 セール対象商品については、毎日更新の「住賓館ブログ」でご紹介していきますが、セール内容や商品詳細については、電話、メール、FAXでも対応しています。 どうぞお気軽にお問い合わせください。 |
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