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第49回 逸材発掘!飛騨高山の家具職人 北欧スタイルなのにスタイリッシュな家具を作る名人とこだわり家具

住賓館では、国産の北欧スタイルの家具として、飛騨高山の日進木工や広島府中の土井木工の家具を中心に展開しています。
そのほか飛騨の家具メーカーでは飛騨産業や柏木工、イバタインテリアなどを取りそろえてご提案しています。
また、メーカーだけでなく、優れた実力を持つ職人の発掘にも力を入れています。
その一人が飛騨高山で見つけた家具職人。
住賓館にも彼の家具がお目見えします。

出会いは5年前。
一枚板のテーブルに魅せられて・・・。

その家具職人との出会いは、今から5年ほど前。
当時彼はまだ飛騨の家具メーカーに勤めていました。
その時に依頼したのは、一枚板のテーブル。
レベルの高い仕上がりに魅せられ、以来ずっと気になる職人の一人でした。
その彼が独立し、その後2年間のベトナム生活を経て、今年4月に飛騨高山で自分の店をオープンさせました。
店の名は、ハンドクラフトショップ「SWING」 (スウィング)。
一枚板のテーブルをはじめ、すべて手作りのチェア、ソファ、収納家具、生活小物、さらにオリジナルデザインのベトナム雑貨(バッグなど)まで、丁寧に作られた商品の並ぶお店です。
開店を知らせるハガキが届いたので早速コンタクトを取り、メールで家具の写真を送ってもらいました。
そこには、家具職人としてのプライドを持ち、仕事に関しても非常に厳しい彼ならではの家具が並んでいました。
写真で見るだけでもセンスの良さと仕事の丁寧さが伝わり、「座ってみたい!」と思わせるものばかり。
すぐにサンプルを送るように頼み、届けられたラウンジチェアを見て、さらに感心させられました。

■飛騨高山 ハンドメイドとクラフトのお店 SWING (スウィング)
http://www.kagu-swing.com/

 

北欧スタイルでありながら、イタリアのチェコッティの家具にも通じるモダンさ。

飛騨高山のSWINGより北欧スタイルのラウンジチェアが到着    ●さらに詳しい情報はコチラ!
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   ・飛騨高山のSWINGより北欧スタイルのラウンジチェアが到着
   http://blog.livedoor.jp/jyuhinkan/archives/51718657.html
届けられたオリジナルラウンジチェアの試作品は、ワイド600ミリのゆったりサイズ。
背中から座面に流れるカーブや肘部分に、センスと座り心地の良さを感じます。
座面の高さを少し上げ、背もたれの角度をもう少し立ててダイニングチェアにしてもいい・・・そんな細かな注文にも、すべて対応できるフルオーダーなので、いろいろと想像がふくらみます。
彼が作り出す家具の一番の特徴は、脚などの線が細く、洗練された北欧スタイルでありながらもスタイリッシュなことです。
イタリアにチェコッティという有名なメーカーがあり、ここの家具は伝統的な技法を用いながら非常に繊細でモダンな家具を作っていますが、彼の家具はこのチェコッティの家具に通じるものがあります。
モダンでスタイリッシュなデザイン、丁寧な作りによる高品質で長く使い続けられる家具。
住賓館が求める北欧スタイルの中でも、より洗練された北欧スタイルの家具を作ってくれると思います。
 

引き算の美学が息づく北欧家具。
それが長く使い続けることができる理由。

彼の家具も北欧家具もシンプルで無駄のないデザインや繊細なラインが魅力ですが、ところでみなさんは北欧家具がなぜスッキリしているのかご存じですか?
それは北欧の自然環境とライフスタイルが大きく影響しています。
北欧は冬の寒さが厳しく、日照時間も極端に短いため、そこに暮らす人々は、冬の間ほとんど家にとじ込められたような状態で過ごします。
そのため家に居ながら自然を感じたいとの思いから、ぬくもりのある木の家具を好みます。
また、長い時間を快適に過ごすためにスッキリとシンプルな暮らしを求めるそうです。
こうして生まれたのが北欧家具なのです。
先日、北欧インテリアを紹介するテレビを見ていたのですが、その中では北欧家具のことを、「流れるような呼吸するインテリア」であり、「無駄をなくした引き算の美学が息づいている」と解説していました。
これこそ北欧家具が愛着をもって長く使い続られている理由だと思いました。
 

100kgクラスの人でもゆったり座ることができる肘付きダイニングチェアを企画中。

住賓館では今後、この家具職人とともに細部までこだわりながら住賓館設定のオリジナル家具を製作していく予定です。
すべて手作りでフルオーダーに対応でき、椅子、ソファ、一枚板や接ぎのテーブル、素材もナラ、ウォールナット、アメリカンチェリーなど様々に展開できます。
現在企画しているのは、100kgの人でもゆったり座ることができる肘付きダイニングチェア。
しかも線の細いイメージはそのまま残した椅子です。
体が大きな方は、窮屈感から肘付きを嫌がりますが、肘付きで線が細くてもゆったり座ることができるダイニングチェアがあれば、きっと喜ばれると思います。
こうしてオンリーワンの特化型商材を少しずつ増やしながら、住賓館内に「SWING」のコーナーを作っていきたいと思っています。
これからも住賓館では、本当に納得できる、本物の家具をご提案していきます。
 

本物、こだわり・・・といえば、土井木工にも注目!

本物志向の家具好きに人気なのは、飛騨高山の家具だけではありません。
デザイン、素材、技術のすべてに妥協を許さず、独自のこだわりで家具づくりを行う、広島府中の土井木工も根強い人気を保っています。
全方向、どの角度から見ても美しい姿、北欧家具に通じるシンプルでいて都会的なデザインセンスとフォルム。
そして何よりも木目の美しさ。そこには高い技術と素材の良さが感じられます。
ここで、最近入荷した商品と共に土井木工の家具をいくつがご紹介しましょう。
■リビングRシリーズ・ハードメープル無垢仕様PBソファ(3人掛け)
広島県府中市の土井木工よりハードメープル無垢RBソファが入荷    ●さらに詳しい情報はコチラ!
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   ・広島県府中市の土井木工よりハードメープル無垢RBソファが入荷
   http://blog.livedoor.jp/jyuhinkan/archives/51713119.html
以前展示していたナラ材の同シリーズに比べ、素材がハードメープルだと、より北欧らしさを感じます。
注目はやはり肘部分の木の目の流れ。素材と技術が作り上げる美しさは圧巻です。
 
■リビングRシリーズ・ハードメープル無垢仕様リビングテーブル
広島県府中市の土井木工のリビングRシリーズ・メープル材リビングテーブル    ●さらに詳しい情報はコチラ!
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   ・広島県府中市の土井木工のリビングRシリーズ・メープル材テーブル
   http://blog.livedoor.jp/jyuhinkan/archives/51715435.html
このテーブルをご覧になるときには、ぜひサイドからじっくりチェックしてみてください。
美しいライン、天板と脚との留めの技術力の高さ。美と強度が両立する様は芸術的です。
 
■AUTHENTICITY (オーセンティシティ)・B2ソファ
360度どこから見ても美しいAUTHENTICITYソファB2    ●さらに詳しい情報はコチラ!
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   ・360度どこから見ても美しいAUTHENTICITYソファB2
   http://blog.livedoor.jp/jyuhinkan/archives/51606782.html
AUTHENTICITY(オーセンティシティ)の中でも人気の高い Bタイプ2のソファ。
後ろ姿がこれほど美しいソファが、ほかにあるでしょうか。
肘部分の木どりの美しさは、土井木工だからできる技術。こだわり方は半端ではありません。
 
■AUTHENTICITY (オーセンティシティ)・B2のオリジナルラムース仕様のソファ
AUTHENTICITY・B2・オリジナルラムース仕様完成    ●さらに詳しい情報はコチラ!
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   ・AUTHENTICITY・B2・オリジナルラムース仕様完成
   http://blog.livedoor.jp/jyuhinkan/archives/51626282.html
住賓館が土井木工に依頼して作ってもらったラムース仕様のソファ。
スエード調で高級感がありながらも水洗いが可能なので、ペットのいるご家庭にもおすすめです。
 
前回の家具ログでご紹介した日進木工の新シリーズ「geppo(月歩)」、そして期待の新星「SWING」、さらに土井木工が集う住賓館の店内は、圧巻の眺めです。
皆さんもぜひ、ご来店いただき、本物の家具と触れあってみてください。