リビングとダイニングに仕切りのない間取りのお部屋づくりでは、ロースタイルの家具で空間を広く見せる、素材やカラーのトーンを揃えてスッキリ見せる、使い勝手が良いように動線を考えたレイアウトにするなど、何を優先させるかで選ぶ家具やコーディネートを相談しながら決めていきます。

ひと続きのワンフロアのLDに、軽快でカジュアルな飛騨産業のTUGUMI（ツグミ）シリーズのダイニングセットとソファ、クワヤのTVボード・スイートをセッティング。白い壁やフローリングとの馴染みもよく、すべての家具の角は丸面形状とコーン脚で、全体がやわらかく自然な表情を見せています。ソファの後ろ姿もスッキリとしたデザインなので、圧迫感を与えず、空間が広く見えます。

仕切りがなく、全体が見渡せるもののリビングとダイニングが程よくコーナー分けされた空間。
リビングには柏木工のCIVIL(シビル)シリーズのソファとセンターテーブル、イマダのルーバー仕様のオリジナルTVボードを、ダイニングには日進木工のWHITE WOOD（ホワイトウッド）のダイニングセットとオーダーベンチをレイアウトしました。
リビングはすべての樹種をブラックウォールナットで大人の空間に。ダイニングは、ナラ材を中心に明るい印象を与えつつ、ベンチの座とLDチェアの肘部分、デーブルの添え木はブラックウォールナットでアクセントをつけました。
樹種の割合による明度で違いを出しながらも、フロア全体には統一感のある空間になりました。

縦長のLD空間に、日進木工のgeppo（ゲッポ）シリーズのダイニングテーブル、NATURAL BROWN（ナチュラルブラウン）のNBC-404Rチェア、マルイチセーリングのソファ・バーン、住賓館オリジナルTVボードをセッティングしました。
木部はフローリングに合わせてブラックウォールナットに。ソファの張地のグリーン色が落ち着いた大人の空間にとてもマッチしています。

erpo（エルポ）社のソファとesticのリフトテーブル、日進木工のWHITE WOOD（ホワイトウッド）のダイニングセットのLD空間。
ソファはドイツ製としては比較的コンパクトなサイズで圧迫感を与えず、その上シェーズスタイルなのでよりリラックスして過ごせます。
リフトテーブルを下げれば、ソファに横になったままテレビが見られて便利。ダイニングセットのイスはテーブルから飛び出さない高さなので、部屋全体が広く感じられます。

ゆったりしたLDに、飛騨産業のKinoe（キノエ）のソファ、森のことばのダイニングセットとクレセントアームチェアを配置してナチュラルテイストの空間を演出しました。
ソファの背の上部の横木は、枝をそのまま使った構造で、後ろ姿に趣があります。

土井木工のAUTHENTICITY（オーセンティシティ）のソファ、ダイニングテーブル、リビングテーブルでLDをコーディネートしました。ソファの美しい後ろ姿が映えるレイアウトです。
ダイニングとリビングのテーブルの脚のデザインが同じなので全体の統一感も生まれました。
土井木工ならではの木取りの美しさと質の高さで、スタイリッシュで心癒される空間が出来上がりました。

アカセ木工のMasterWaL（マスターウォール）は、シリーズで揃える方が多く、こちらのお客様もリビングとベッドルームをMasterWaL（マスターウォール）で統一。
リビングにはデニッシュソファ、モアレスマガジンテーブル、シャドーAVボードをセット。ベッドルームにはスッキリとしたフォルムが特長のフレーム・ルナベッドをセレクト。
いずれも洗練されたスマートな空間になりました。

機能性に優れ、モダンカジュアルスタイルで遊び心のある家具で人気のestic（エスティック）のSPIGA（スピガ）シリーズ。
コンフィデントのカウチスタイルのソファは、背のクッションを移動させることで簡単に高さが変えられる独自の機能性を持ったリラクゼーションソファ。
昇降テーブルとの組み合わせで食事もできるLDセットになります。
また、同シリーズのバレンタインは、フラットタイプのソファで、どの方向からもどの位置にも座ることができ、座りたい場所に合わせてクッションレストをセットすることができます。
楕円型天板の昇降テーブルはキャスター付きなので、どの方向からも出入りがラクにできます。

根強い人気を持つのが、ligne roset（リーン・ロゼ）社のソファ・TOGO（トーゴ）です。
一人暮らし、カップル、リビ充家族まで人気の幅は広く、お求めになる張地も、布、本革まで様々。
オールウレタンボディで軽量なので、移動もラクにでき、床を傷つけにくいので畳の部屋に合わせるケースも少なくありません。
メーカーのメンテンス体制がしっかり整っているので、張替えやウレタン補充をしながら長くお使いいただく方が多いのも、TOGO（トーゴ）の特長です。

壁面収納家具の納品では、設置スペースにピッタリ合わせて、各扉のズレのないように丁寧に作業を進めます。
各ボックスや扉の上下、サイドの接合を丁寧に合わせながら作業を行い、コンセントの穴あけ加工も施します。
すえ木工の壁面収納・Materia-3（ワイド2580mm、高さ2585mm）設置は、完了まで約2時間30分かかりました。

こちらも壁一面に隙間なく、すえ木工の壁面収納・Materia-3を設置しました。
ここでは壁の電源部分とボードが重なったため、カギトリ加工を施しました。
これで配線もラクにできます。収納家具のカラーと壁のカラーを揃えたので、スッキリ広々した空間が広がります。

壁掛けの大型テレビに合わせた壁面取り付けタイプのTVボードです。宙に浮いているので威圧感がなく、床置きよりもスタイリッシュな印象です。
セッテングは、まず壁にTVボードのベース部分になる角材を取り付けます。その上に本体をセットして最後に壁面にネジつけして固定します。
壁掛けタイプのため、ボードのフロント部分は軽量設計。扉センターにはスリットを入れているので、扉を締めたままでもリモコン操作が可能です。

お客様からのオーダーで製作したCD収納のためのオープンラックと跳ね上げ式開き戸の書棚、可動棚オープンラックです。
CDラックは、奥行き315mmでCD2枚収納でき、奥のCDが上から取り出しやすいように高さに少し余裕を持たせました。
書棚は、奥行きをできるだけ浅くするために扉が跳ね上がった時には少し前に飛び出すように設計しました。素材はブラックウォールナットでオイル仕上げです。

お手持ちの高さ350mmのガラステーブルを高くするための脚を製作しました。
元のスチール脚を乗せる上部に彫り込みを入れ、脚が安定するように設計。製作した高さ200mmの脚と接合して、550mm高のテーブルに仕上げました。

杉無垢材で製作したフリーボードです。オープン部分の下には4杯の引き出しがあり、インナーはA4サイズが縦横どちらでも入ります。
引き出しの扉は彫り込みの取っ手があり、レール式なので開閉もラクにできます。

黒柿の和箪笥のメンテナンスです。
汚れを落として吹き直し作業を施し、もとのツヤや黒柿の木目を損なわないように仕上げました。
金具なども調整したので開閉もスムーズになりました。

住賓館では、ウォーターベッドのメンテナンスにも対応しています。
こちらはハードタイプのウォーターベッドの水漏れメンテナンスです。
まずは状態をチェック。
全体に水漏れがあったのでモーターで水抜き作業後に水漏れの穴を探り、二重にパッチキットを貼って穴をふさぎました。

皮付きのダイニングチェアと柏木工のチドリチェアの吹き直しメンテナンスです。
天板と脚のキズを修復した上で、木肌が浮き出るように仕上げました。
また、天板側面の皮部分の下側を面取りして、イスと接してもお互い傷つきにくいようにしました。
イスのサイド面も同様に面取り加工を施しました。これでまた長く使っていただけます。

●参考ブログ
◆納品実例
http://blog.livedoor.jp/jyuhinkan/archives/cat_50046881.html
住賓館では、それぞれのライフスタイルやご要望に合わせて居心地のいい空間づくりの家具をご提案しています。
また、細かなご要望をカタチにするフルオーダーやリフォーム、メンテナンスにも対応。お客様の声を生かした住賓館オジリナル家具の製作も行っています。
家具に関するお困り事やご要望は、どうぞお気軽にご相談ください。メールやFAXも受け付けていますので、いつでもお問い合わせください。