Top >> 家具ログindex >> 第159回 〜住賓館が提案する和モダンスタイル〜畳の部屋に合うイス&ソファ | 住賓館(じゅうひんかん)家具ログ
〜住賓館が提案する和モダンスタイル〜
畳の部屋に合うイス&ソファ
盛り上がりを見せるリオ・オリンピック。
何より日本中を熱狂させているのが日本選手のメダルラッシュ。
悲願、念願、史上初、数十年ぶりの快挙などの見出しとともに日本人の活躍ぶりが紹介されるたびに同じ日本人として誇らしくなりますね。
また、オリンピックに絡めて日本の文化や風習などを紹介されることも多く、改めて日本の良さを実感している方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、日本ならではの住文化・畳にスポットを当てて、畳の部屋や和室に合うイスやソファの選び方やおすすめの家具をご紹介します。
畳の部屋や和室に置くイス&ソファを選ぶ4つのポイント

畳の部屋での座る道具と言えば、座布団。日本人は昔から座布団の上で正座をしたり、あぐらをかいたりして生活してきました。
しかし、背もたれもなく、地べたに座って長時間過ごすことは、イスの生活に慣れた現代人にとってはつらいもの。
また、地べたに座る姿勢は、足に負担をかけるため、畳に慣れ親しんだ高齢者にこそ、和室にイスやソファを取り入れることをおすすめしています。
では、畳の部屋や和室に合うイスやソファとはどんなものでしょうか。
そのチェックポイントを考えてみました。
【高さ 〜背の低い家具を〜】
シンプルで目線が低く、スッキリとした印象の和室には、背の高い家具は似合いません。
畳には座布団が合うように、目線をさえぎらず、空間を広く感じられる家具が合います。
もちろん座高(SH)も畳の感触が足裏に感じられる低さが求められます。
そのため和室にイスやソファを置く場合、座高430mmくらいのダイニングチェアより低めのLDチェアを選ぶ方が増えています。
こうしたニーズを受けて対応しているのが、日進木工のNATURAL BROWN(ナチュラルブラウン)です。
立ち上がりがしやすく、食事やデスクワークに適した普通のダイニングチェアは座高420mm。
食後のくつろぎタイムも過ごせるLDチェアは、座高390mmとちょっと低め。このLDチェアよりもくつろげるLLDチェアは、座高350mmとさらに低め。
この高さなら足の裏がしっかりと畳につき、天井も高く感じられます。
【脚の形状 〜畳を傷つけない構造〜】

畳はフローリング床に比べて傷つきやすいため、脚の形状のチェックも重要です。
おすすめは、床ずり(畳ずり)形状の脚。
これは前脚と後ろ脚をつないでそりの様な形状の脚で、4本脚に比べて座った時にイスの脚にかかる体重が分散されるので畳への負担を軽減してくれます。
また、イスを引く時も脚がひっかかることなくスムーズに動くので畳が傷むのを防いでくれます。
【重さ 〜移動しやすい軽量タイプ〜】
座布団感覚で扱える“軽さ”も必要だと思います。
軽量であれば畳も傷つきにくく、お部屋に圧迫感も与えません。
もちろん移動がラクなので、毎日のお掃除にも便利。スッキリと片付いて空間が広がります。
【色 〜落ち着きのあるナチュラルカラー〜】
畳の風合い、和室の雰囲気との調和を図るなら、落ち着きのあるナチュラル系の色をおすすめします。
庭に面した和室であれば、庭の緑との相性も考えるとより統一感ができ、しっくりと馴染みます。
また、オイル仕上げなどテカリを抑えたしっとりした質感にすることもおすすめです。
MADE IN JAPAN おすすめのイス&ソファ
■日進木工 NATURAL BROWN(ナチュラルブラウン)
   LDアームチェアNBC-409R・LLDアームチェアNBC-410R
畳の部屋に合うイスに求められるチェックポイントを網羅した優秀チェア。
座高はLDチェアで390mm、LLDチェアで350mm。畳を傷めにくい床ずり状の脚で、重さはいずれも5.7sと、驚くほどの軽量タイプ。
ゆったりと肘を乗せることができるアーム部分は、先端がつかみやすく立ち上がり動作がラクにできます。
■日進木工 geppo(ゲッポ)LDチェアNFC-1211
人気の高いgeppo(ゲッポ)シードソファのデザイン、モチーフはそのままにゆったりとした掛け心地が魅力のLDチェアです。
畳を傷めにくい床ずり状の脚で、和室のパーソナルチェアとしてもおすすめです。
■柏木工 GECCA(月華)ソファGLS53
工芸や建築など広い分野で日本独特の文化を築く重要な素材・竹。
そのしなやかで強靭な特性と日本の美意識で完成させた家具シリーズ・GECCA(月華)。
和室に合うのは当然ながら、その洗練された美しさでモダンな空間をさらに進化させる新鮮さも持ち合わせています。
■柏木工 BOSS(ボス)イージーチェアELC51W
座高380mmのロータイプなので、足の裏が床にしっかりとつき、畳の心地よい感覚を楽しめます。
しかも座面幅はゆったりしているので、あぐらスタイルで過ごすこともできます。
足を下ろしても上げても、和の楽しさを満喫できるイスです。
住賓館ならではの和モダン 「和室×ヨーロッパ家具」
住賓館が畳の部屋に合うイスやソファをご提案する時、国産メーカーはもちろんですが、セレクトショップの強みを生かした住賓館ならではの和モダンコーディネートとして、海外ブランドの家具との組み合わせもご提案しています。
例えば、150年以上続くフランスの老舗家具メーカー・ロゼ社のソファとの組み合わせ。特におすすめは、ロゼ社のベストセラーソファ・TOGO(トーゴ)を和室に取り入れるご提案です。
おすすめする理由は、まず、高さ700mm、座高380mmのローソファであること。
また、オールウレタン構造なので軽量であること。しかもオールウレタン構造の上に底面が布張りなので、ひきずっても畳に傷がつきにくいなど、畳の部屋に取り入れる条件をしっかりと満たしています。同じ理由で、ロゼ社のロングセラーソファ・BRIGANTIN(ブリガンタン)も和室に合います。
さらに住賓館ならではのご提案を加えるなら、ソファの1Pのみを赤やグリーンにしてアクセントをつけること。
和室に和テイストの家具を取り入れて和モダンにするのでなく、和室にヨーロッパ家具を取り入れて和モダンを作り上げるコーディネートです。
このように和室を現代の暮らしに合う快適な空間にする方法はいろいろとあります。
現状の空間と希望する空間をご相談くだされば、セレクトショップだからできる住賓館ならではの経験やノウハウ、品揃えで理想のお部屋づくりのお手伝いをいたします。
「今すぐにでも・・・」という方も、「いずれは・・・」という方も、まずはお気軽にご相談ください。
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