Top >> 家具ログindex >> 第10回 世界の一流ホテルが認めるアメリカ3Sのマットレス。どう違う?どれがいい?選ぶポイントは?(サータ[Serta]・シーリー[Sealy]・シモンズ[Simmons]) | 住賓館(じゅうひんかん)家具ログ
 
硬めのシモンズ、やわらかめのシーリー、両方兼ねたサータ
不景気も手伝い、ますますストレス社会に拍車がかかっている今、「快眠」に対する欲求が高まっています。
事実、世界の一流ホテルでは、ベッドや寝具を重要視。最近ではビジネスホテルでもこぞって上質のベッドを採用し、集客を呼ぶサービスとしての役割に注目しているようです。
そんなホテルが多く採用しているベッドメーカーが、「サータ」「シモンズ」「シーリー」のアメリカ3大メーカー、通称3S。
住賓館でも、この3社のベッドを展示していますが、お客様からの質問で多いのが、「それぞれどう違うのか?」と「一体自分にはどれがいいのか?」というものです。
実際に寝ていただいて、比べて、自分の好みにぴったりのマットを選んでいただくのが一番ですが、あえて申し上げるなら、
硬めをお好みなら「シモンズ」、やわらかめをお好みなら「シーリー」、そして、その両方を兼ね備えているのが「サータ」です。
ライセンスの強み!日本人の細やかな要望をかなえるサータ
サータ(Serta)マットレス
サータ社は、ホテルベッドシェア全米ナンバーワンの実績を持つメーカーです。
そして、日本で流通しているサータのベッドは、ライセンス契約によりほとんどを日本で製造しています。
そのため、日本人の細やかな要望をかなえています。
それは、硬すぎず、やわらかすぎないマットレス。
日本人の繊細な感性をくみ取り、それを日本の技術力で実現させているのです。
また、サータでは、マットの柄まで選ぶことができます。これもライセンスの良さでしょうか。
そして、最大の特長は、3Sの中で唯一、サータだけが、マットの内部で硬さを調節している点です。
一番加重のかかる腰回り部分と腰掛けたり立ったりするときに力がかかるサイド部分には他よりも線経が太めのポケットコイルを配置しています。
ポケットコイルで部分調整しているのはサータだけです。
住賓館では、3Sの中でもサータの展示台数が一番多いのですが、私がこれほど力を入れているのは、上記の様な優れた点はもちろん、ここはフレームのセンスもいいからです。
確かに3Sは、いずれもフレームよりもマットレスを売りたがっていますが、私自身は快眠へと導く寝室の演出のためにもフレームは重要だと考えています。
サータにはクラシックからモダンまでデザイン豊富なフレームが揃っています。
アメリカ直輸入!独自のスプリングでやわらかさを追求するシーリー
シーリー(Sealy)・スプリング
ライセンス契約によりほとんどが日本製のサータに対して、ほとんどアメリカ生産で、アメリカ直輸入なのが「シーリー」です。
そのため、レベルの高いハイクラスになると、日本サイズがないのが欠点です。
特にセミダブル。日本では、通常セミダブルサイズはW120cmほどです。
ところが、アメリカサイズは、USツインW96cm、USフルW135cm、USクイーンW152cmと、日本でいうセミダブルサイズがなく、96cmから一気に135cmとなり、フレーム対応が難しいのです。(しかし、最近、日本市場を意識した日本サイズも展開しています。これはまたの機会にご紹介します。)
このようにシーリーのマットレスは、日本では変則サイズですが、アメリカでの人気は高く、今でも全米シェアナンバーワンを誇っています。
その人気は何と言ってもやわらかな寝心地。
シーリーでは、マットレスにかかる身体の各部の荷重に応じて反発力が変化するスプリング、ポスチャーテックコイルや、これをさらに進化させてシナーフレックス・サーフェスを付加したポスチャーテックD.S.Sコイルなど、やわらかな寝心地への追求を行っています。
シーリーのマットレスは、やわらかくても腰が痛くならないと言うのが売りで、ふんわりと体を受け止め、極端に沈み込まないため、女性や体重の軽い人におすすめです。パブリックも女性好みだと思います。
知名度はナンバーワン!ポケットコイルを追求するシモンズ
シモンズ(Shimmons)・マットレス
3Sの中でもお客様の知名度が一番高いのが「シモンズ」です。
ウェスティンホテルがシモンズと共同開発した「ヘブンリーベッド」を導入したことで、シモンズを知った方も多いようです。
また、最近もビジネスホテルやミニホテルが、「ベッドのレベルを上げた」というと、シモンズのベッドを入れているケースが多く、その名を耳にすることも増えています。
シモンズの一番の特長は、ポケットコイルマットレスのパイオニアとして、ポケットコイルを追求していることでしょう。
ポケットコイルの高さ、線経、弾力を生み出す独自の圧縮技術により、つねに理想の寝姿をキープする寝心地を実現させています。
マット選びのポイント。「いいものは厚い!」
マット選びで、目で見てわかるレベルの違いは、その厚みではないでしょうか。
アメリカ系のマットレスの場合、レベルが上がれば上がるほどマットの厚さが厚くなり、それに応じて価格も上がります。
サータであれば、ハイクラスは45cm、ノーマルで26cm。
シモンズは、一番高い8.25インチのポケットコイルを使用したマットレスが約35cm、5.5インチのポケットコイル使用で約21cm。
シーリーでは、アメリカ直輸入シリーズで住賓館がおすすめするポスチャーテックD.S.Sコイルを採用したクラウンジェルシリーズで最高クラスが44cm。
いずれもマットの厚みが厚いと、コイルも詰め物もレベルが高くなり、寝心地も良くなります。
ところで、サータの場合、コイルの感触を直接体に受けないように施したピローソフト(詰め物層)を両面タイプと片面タイプから選ぶことができます。
片面タイプでは、片面は贅沢素材を使った詰め物層、片面はノーマルタイプの詰め物層となっていて、直接寝る面に贅沢素材層を使えば、寝心地は上質クラスのまま、マットレストップまでの高さを抑えることができます。
これには、マットレスが厚いと乗り降りしづらい日本人の女性や年輩者のための配慮があります。
さすが、日本人の細かな要望をかなえるサータならではの対応です。
住賓館ベッド売場
間違いのないマット選びは、やはり寝ること!
ここまで、3Sの特長とマット選びについてお話ししましたが、間違いのないマット選びの究極は、やはり実際に寝てみることです。
住賓館では、ここにご紹介したサータ、シーリー、シモンズのベッドを展示しています。
仰向け、うつぶせ、横向き、いろんな寝姿勢や転がったり、腰掛けたり、手をかけて立ち上がったりと、心ゆくまでじっくりと試して、自分にぴったりのベッドを選んでください。
また、ベッド業界では、市場の動きにあわせて、新商品や新展開を行っています。
それに伴い、住賓館では新しいベッドの展示も随時行っています。
3Sの現状と動向については、ここでも近い回でご紹介する予定ですが、ご来店くだされば、ホットな情報をいつでもお伝えいたします。
ぜひ、ベッドの体感と情報収集にお気軽にお越しください。